令和４年３月１６日　卒業証書授与式が執り行われました。　

〈以下　センター長式辞　要約〉

卒業おめでとうございます。

 

これから君たちの歩んだ道を報告しに来てください。

 

今この学校に在籍している、または今度入学してこようとしている生徒の多くは、小中学校の時に不登校を経験した子たちです。

 

自分に自信が持てず、何が原因か分からないキツさと闘いながら過ごした小中学校時代を乗り越えて、卒業資格を取るという１つの目標に向かって今頑張っています。

 

そして卒業していくみんなの近況報告は、そんな後輩たちにとって希望の種になるかもしれません。

同じように不登校を経験した先輩が卒業をして、

こんな大学に行ったよ！こんな仕事をしているよ！とか、結婚したよ！とか。

 

何が心の支えになるかは分からないけれど、

みんなの頑張りや経験はここに通う生徒たちの活力となります。

 

保護者の皆様へ、これまで私たちの学校にご理解ご協力いただきありがとうございました。

ご存知とは思いますが、高校の卒業資格は義務教育の卒業とは違い、じっとしていてはもらうことはできません。

今日、皆様のお子様はしっかりと自分の力で高校卒業という実績を獲得されました。

この実績は自分を認める１つの材料となり、それは自信へとつながっていきます。

 

これから先、もしお子様に自信が足りなくなったとき、道に迷うときがあるかもしれません。

そんな時はこれまで同様、１番の味方となり、揺るいだ自信を支え、そしてお子様を認め、応援してください。

 

何かのピースが足りないときは力になれるよう頑張りますのでいつでも遠慮なく申してください。

 

令和４年　３月１６日　神村学園熊本学習センター代表　森一賢吾