理事長挨拶

学校法人神村学園 理事長
神村 慎二

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通信制高校を始めた思い、きっかけ

「教室にいけない」「なかなか目標を見いだせない」。
そうした悩みを抱えた生徒を、何とか救いたいという想いからです。
神村学園は、鹿児島で創立から60年の歴史を持つ全日制の学校です。
私はここで30年間、校長と教員をつとめてきました。いろいろな生徒と接する中で、悩みを抱え、学校を辞めざるを得なくなってしまう生徒とも向き合ってきました。そうした生徒をなんとか救いたい。こうした想いから研究を重ね、試行錯誤を繰り返した結果たどり着いたのが、“単位制・通信制の活用”という結論です。時間や空間に縛られることなく、柔軟な学び方を実現できる。こうした単位制・通信制のシステムを活かすことこそが、多様な生徒の気持ちに応える最善の道ではないかと考えました。
それで、全日制の学校に加えて新たに、単位制・通信制の学科をスタートさせることにしたのです。

生徒、保護者様へのメッセージ

前に進むためにできること。私たちと一緒に見つけましょう。
いま、学校生活の中で悩んでいる方。たとえば、高校一年生で夢を持って入学したんだけれども、なかなか新しい環境になじめない。友達とうまくいかない。先生とうまくいかない。部活動に入ったけれども、先輩たちとうまくいかない。そのように悩んでいる方がいらっしゃると思います。
悩みには、二つあると思います。一つ目は、自分が「うまくなりたい」「新しいことを覚えてレベルアップしたい」といった、目標にチャレンジする中でぶつかる壁を乗り越えるための悩みです。悩んで、工夫して、一生懸命に取り組んでいって、そうした壁を克服していく。これは絶対に必要な悩みだし、その人にとってこのような悩みは有益なものになります。ただ、もう一つの悩み。たとえば、学校になじめない。先生とうまくいかない、友達とうまくいかない…。このような悩みは、いくら悩んでも解決できるものではありません。
多くの方々は、「もう少し時間があれば、もう少し時間がたてば、うまくいくんじゃないか」という風に、望みをもって様子を見ようとします。それでうまくいけば良いのですが、ほとんどの場合、そのまま悩みがどんどん大きくなって、そして学校を辞めざるを得なくなってしまう。そうしたケースが多いのです。ですから私が、いま、悩みを抱えていらっしゃる方々に伝えたいことは、学校、クラス、部活動などでうまくいかず悩んでいる方は、すぐに連絡をください、ということです。どんな風に向き合い、どう接していけば、一人一人の生徒にとって、一番ためになるか。学校生活を明るく、楽しく、充実したものにできるか。
創立60年の歴史の中で磨き上げてきたノウハウと、単位制・通信制のすばらしい特徴とを掛け合わせながら、生徒にとって一番良い道を探し出すお手伝いをさせていただきます。悩むだけでは解決できない悩みによって、これ以上苦しまずに済むように、私たちの単位制・通信制の学科をぜひ使っていただきたいと思います。

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